2010年度のInternational Communication Association (ICA)の国際会議から、6月24日の出版ワークショップのポッドキャストが公開されました。
リンクはこちら:https://icaconference.wordpress.com/2010/06/24/10-things-new-scholars/
新しい学者が公刊できるようにすべきトップ10のヒント
10番目のヒント|機会がある度に、ピアーレビューに参加すること(レビュー者になる)。そうすることで、自分と同じ専門領域での同僚がどのトピックを取り上げているかを知り、自分の研究・成長に役に立つ。
9番目のヒント|専門家のように論文を書く。すなわち、論文を書く際、かならず研究分野で重要とみなされている理論に十分言及しながら自分の研究を発表すること。
8番目のヒント|特定の調査の範囲での結論だけではなく、研究分野全体(広範囲)への影響を考慮しながら議論をまとめること。「一つの木を研究しているにもかかわらず、森を忘れるな」。
7番目のヒント|仮説をじっくり考え、仮調査を行い、論文で議論する内容に一致性に注意すること。調査結果に矛盾が生じる場合、無視せずにちゃんとその矛盾に言及すること。
6番目のヒント|ピアーレビューの過程を訂正サービスにしないこと。原稿を出版の規格に合わせてから提出すること(参考文献の形式に注意したり、文法の訂正を完了させたりすることなど)。
5番目のヒント|論文の内容にあった刊行物に提出すること。文献検討の論文は文献検討の刊行へ。実験の論文は実験論文を扱う刊行へ。提出刊行物の基準に基づいて論文を書くこと。
4番目のヒント|研究・調査・実験を投資として考えること。将来のキャリアーに役に立つからである。Research Questionを多様化することも忘れないように。
3番目のヒント|多作な学者と共同研究をすること。すなわち、そうすることで、いい習慣を身につけ、産出力を上げることができる。自分の研究アイデンティティを築いていくことも、共同研究を通してできる。
2番目のヒント|自分が書いた論文を読む(レビューする)だろうと予想できる主筆やピアーレビューの学者を想像し、主筆の念頭にありそうな疑問・理想・意見を予想しながら論文を書くこと。すなわち、研究分野におかれている者たちに聞かれるそうな質問・疑問を、できるだけ聞かれる前に論文で十分取り上げること。
1番目にヒント|初期のピアーレビューの返事を「最初の一言」として捉えること。レビュー過程は「過程」だから。最初のレビューが厳しくても落ち込まないように。拒否やレビューはより優れた論文をもたらすからである。
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